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大人だと、ちょっとしたことなら適当に自分で対応するのが普通です。
だけど、相手が赤ちゃんだと『ちょっと待って、本当にこれでいいのかな?』と不安になることも多いのではないでしょうか。
日常的に起こるちょっとした事に対して、どう対応したらいいか100のルールとしてまとめました。(赤ちゃんだけではなく、大人に当てはまるものもあります。)

【頭部】

1.頭を打った時は48時間は注意が必要。
赤ちゃんは頭が重いため、転倒時には頭を打つ事が多いです。
心配で慌てて救急車を呼びたくなることもあるかと思います。
確かに、頭蓋骨の中で出血しているかどうかの最終判断は、画像診断になるでしょう。
CTやMRIなどで診断することがほとんどです。
頭蓋内出血は、一気に症状を現すものから、じわじわと出血することで、時間が経ってから出てくる症状もあります。
その症状は主に、意識消失、繰り返し起こる嘔吐、顔面蒼白、痙攣発作、呼吸不全、など。
このような症状が出現した場合は、ただちに救急車で搬送する必要があります。
ですが、頭を打ったものの、強打ではなかったり、畳や体育館の床など、比較的柔らかいところであった場合で、泣いた後に、いつも通りの様子であれば、まずはお家で経過を観察します。
通常は24時間以内に発症することが多く、48時間を過ぎるとその後に発症する確率はぐんと下がります。
稀に1週間以上経ってから発症したというケースもありますが、基本的には48時間経過見て、問題なさそうであれば安心していいことが多いです。
ただし上記のような急を要する症状がなかったとしても、不安であれば受診することをおすすめします。
また多量に出血した場合なども、消毒や縫合の必要性があるかもしれないので、一度受診することをおすすめします。
2.大泉門は1歳半~2歳に閉じる。
大泉門とは、おでこの中央から上、前頭部と頭頂部の間に位置するひし形の柔らかい部分を言います。
出産時には、頭の骨が可動して産道を通りやすくし、また、出産後にはどんどん大きくなる脳に対応するために、大泉門はあると考えられています。
これが閉じるのは通常生後1年半~2歳頃。
それまでは、骨の代わりに丈夫な筋膜で保護されています。ですので日常的な動作で(例えばシャンプーや、髪をとかすなど)触れる分には問題ありません。
しかし骨で覆われていない分、ピンポイントでの強い圧迫は脳に影響が起こる可能性があるので注意が必要です。
また、赤ちゃんの頭の中では、頭蓋骨と脳の間には大人よりもずっと隙間があります。
この中で脳は水に浮いたような状態になっています。
過度に、頭を振るなどの刺激は、頭蓋内出血に繋がる恐れが大人よりもずっと高いのです。
赤ちゃんの頭は激しく揺らさないで、優しく触れてあげましょう。
3.大泉門が膨らんでいる時は、髄膜炎や脳炎の可能性がある。
発熱に伴い、大泉門がぽっこりと腫れる事があります。
一概に大病のサインとは言えませんが、髄膜炎や脳炎などの炎症により、髄液圧が上がることがあります。
それにより、大泉門が押し上げられ、見た目には腫れたように見えることがあります。
髄膜炎は、風邪や中耳炎などから合併症として発症する事が多いです。
多くの場合は、ひどい頭痛を伴いますが、赤ちゃんの場合はそれを言葉にして伝えることができないので、激しく泣き叫ぶようならすぐに受診することをおすすめします。
ウトウトするのを繰り返すなども、サインです。
髄膜炎は悪化すると命に関わるものなので、疑われる症状があれば受診をしましょう。

【首】

4.首すわり前は揺さぶられっこ症候群に注意。
生後6ヶ月までの赤ちゃんに多い事故がこの『揺さぶられっこ症候群』。
首がガクガクするくらいに頭を揺らすことで、頭蓋骨の隙間の多い新生児~では、眼底出血や頭蓋内出血(クモ膜下出血など)・脳挫傷を伴う致命的な怪我を負わせる可能性があります。
空中に放り投げてキャッチするような高い高いは、揺さぶられっこ症候群のリスクが高いです。
また新生児用ではないチャイルドシートでの長時間移動でも、揺さぶられっこ症候群を発症するケースがあります。
常識的なあやし方では、発症しにくいとされ、揺さぶられっこ症候群を発症した場合、虐待などが疑われるケースも多いです。
5.赤ちゃんの首すわりは生後3~5ヶ月頃。『自由に首を動かせる』のが首すわり。
生後2ヶ月程度の赤ちゃんでも、縦抱きにすると、首がグラグラしないでいられることもあるかもしれませんが、残念ながらこの状態を『首すわり』とは言えません。
赤ちゃんの首が据わる、とは『自分自身で自由に首が動かせるようになった状態』のことを指します。
具体的には、
1.腹ばいにすると自分の力で頭を持ち上げられる。
2.あおむけにして両手を持って引き起こすと首がついてくる。
3.たて抱きにして体を傾けたときに首をまっすぐに保てる。
など。
ちなみに英語で首据わりは、『Head control』。
文字通り、自分で頭をコントロールできるようになった時、となります。

【口・舌・歯】

6.赤ちゃんに虫歯菌を移さないために、食具の共有や、口移しなどは止めましょう。
生まれたての赤ちゃんの口の中には、ミュータンス菌(虫歯菌)はいないとされています。
そして、虫歯菌を3歳まで移さなければ、その後も虫歯ができにくい口内環境を築けると考えられています。
虫歯菌は、唾液を介して移るものなので、食具の共有や、口移し、キスなどをしないでいれば、虫歯菌は移りにくいと言えます。
しかし、唾液を介してということであれば、日常的なおしゃべりや、食べ物を冷ます『フーフー』からも虫歯菌は赤ちゃんに感染してしまうかもしれません。
どんなに気を使っていても、100%虫歯菌の侵入を防ぐというのは難しいのが現状だと言えます。
また、虫歯菌が少ないことで、口内環境がどう変化するのかは現時点でははっきりとわかっていません。
一説には、歯周病菌が増えるリスクがあると考えられてもいます。
意識として、食具の共有を避けたり、口移しを控えるのは大切だと思いますが、過度に神経質にはならず、虫歯は歯磨きで予防する、という意識も大切だと思います。
フッ素の塗布や、キシリトールの使用などもおすすめです。
7.赤ちゃんの歯ブラシケアは前歯上下4本揃った頃を目安に。
赤ちゃんの生えたての歯は、菌に対する抵抗力がなく虫歯になりやすいです。
なので、歯が生えたらなるべく早くからのケアが大切。
とはいえ、歯ブラシでごしごしするのに、小さい赤ちゃんだと泣いて拒否することも。
最初は、キシリトール入りの歯磨きシートなどで、やさしくお口の中を拭ってあげるなどからはじめてみてはいかがでしょうか。
また、食後に湯冷ましや、お茶などを飲ませ、食べかすをお口の中に残さないことも虫歯予防には大切です。
お口の中に指を入れられることに慣れてきたら、歯ブラシをはじめてみます。
お座りができる月齢であれば、自分で持たせて、ママが歯磨きしているところを見せると、真似する場合があります。
それだけではきちんと磨けていないので、6歳ぐらいまでは親が必ず仕上げ磨きをすることをおすすめします。
一人で持たせる歯ブラシは、喉に詰めないように、ガード付きのものをご使用することをおすすめします。
8.赤ちゃんの味覚は、大人よりも敏感。
赤ちゃんの舌には、味を感じる味蕾が成人の倍あると言われています。酸味と苦味については、成人が感じる1/2量から反応し始めるという、実験データも存在します。
そんな赤ちゃんの味覚は3~5ヶ月に一旦反応が鈍くなり、その後大人と同じ様な味覚となっていくと考えられています。
早くから、味付けの濃いものを与えていると、その味に慣れ薄味のものを嫌がる傾向がでてきます。
離乳食開始時には、味付けはせず素材本来の味ではじめましょう。
9.赤ちゃんがなんでも舐めるのにはワケがある。
赤ちゃんが何でも口に入れてしまうのにはちゃんとしたワケがあります。
赤ちゃんは、まだ手先を感覚が未発達で『触ること』では、多くの情報を脳に伝えられません。
この時期、手先よりも感覚が発達している場所が『口』なのです。
赤ちゃんは、手にしたものを口に入れることで、それがどのようなものなのか確かめていると考えられています。
また、赤ちゃんは何でも口に入れることで、それらに対する免疫を獲得している、という説もあります。
10.おっぱいの飲み方によっては唇に『吸いタコ』が出現します。
直母の際に、上口唇が内側に巻き込まれがちとなり、吸啜の度に摩擦を受けると吸いタコが生じやすくなります。。
吸いタコは乳頭・乳輪の皮膚への摩擦が強い時のサイン。
続けていると、乳首や乳輪を痛めることも。
吸いタコが出来るような場合は、意識しておっぱいに吸い付く赤ちゃんの口を『あひる口』にするようにします。
11.赤ちゃんの『歯ぎしり』は心配しなくて大丈夫。
歯ぎしりは大きな力がかかるので、赤ちゃんのあごや歯が順調に発達する過程で必要なものと考えられています。
強い力で噛むことによって、赤ちゃんはあごの骨を強くし、しっかりと噛む力をつけて食べ物を食べる準備をしているのです。
生後1歳前後までの赤ちゃんの歯ぎしりは生理的なものであり、歯並びや、すり減ってなくなることを心配する必要はありません。
特別な対策をしなくても大丈夫です。
12.赤ちゃんが甘味と旨味が好きなのは本能。
1937年に味覚に関する有名な実験があります。
胎児は羊水を定期的に嚥下しています。胎児X線造影時に苦味のあるリピオドールを羊水に注入すると8ヶ月の胎児では、飲み込む羊水量が減少し、
甘いサッカリンでは飲み込む回数が増加していたそうです。
この実験から、赤ちゃんは甘味を好むということが分かりました。
事実、母乳はほんのりと甘い赤ちゃん好みの味となっています。
旨味についても同様で、赤ちゃんが大好きな母乳にはアミノ酸(旨味成分)が含まれています。アミノ酸はタンパク質を構成するもの。
そして、タンパク質は人が生きていく上で大切な栄養素の一つです。
赤ちゃんがこの先を生きていくうえで必要な栄養素は本能的に好きであると言われているのです。
13.生後1歳ごろの赤ちゃんは1日に100~150mlのよだれを分泌する。
生まれたての赤ちゃんはそんなによだれを流しません。
ですが、歯の生え始めの時期からよだれが多くなってくると言われています。
大人より赤ちゃんの方がよくよだれが出るように感じる方も多いかと思いますが、実は大人ですと一日1500ml程度のよだれが出ています。
ですが、大人は無意識のうちによだれを飲み込むことができています。
それに比べて赤ちゃんはまだよだれを上手に飲み込むことができず、口の外へと出てくるのです。
これも、飲み込みが上手になり始める1歳半頃より少なくなってくると言われています。

【目】

14.目にまつげが入っても無理に取る必要はない。
赤ちゃんの目にまつげが入っていて気になる・・・ということはよくあるのではないでしょうか。
ですが、赤ちゃんの目にまつげが入っていても目を痛がったり、涙を流していることは少ないと思います。
赤ちゃんのまつげは大人のものと比較し、とても柔らかくまつげが入っていてもあまり痛がりません。
多くの場合は自然と取れてしまいます。
無理に取ろうとせずに、数日様子を見ていただいてかまいません。
万が一、充血があったり、目を気にするような仕草があれば受診しましょう。
15.目に砂などの異物が入ったら、水道水で洗い流すか、精製水でピューッと洗い流す。
砂遊び。赤ちゃんの成長に必要な遊びの一つです。でも、月齢の小さい時だと砂を口に入れてしまったり、目に入れてしまうことも多いのではないでしょうか。
万が一、目に砂が入った時には、すぐに流水で洗い流します。
水道水で洗い流すのが難しい場合には、精製水を赤ちゃんの目にぴゅ-っと優しくかけて流します。
嫌がって目を閉じてしまったり、泣いてしまう場合もありますが、涙によっても砂が出てくるので効果的です。
目を擦らせることは避けてください。
その後、目を痛がったり、腫れたりする場合には受診しましょう。
16.赤ちゃんの目やに。拭き方は『目頭から目尻はNG』
よく赤ちゃんの目は『目頭から目尻にかけて拭き取りましょう』と言われますが、これだと目頭に溜まった汚れが目に入ってしまいます。
正しい拭き方は、2ステップ『目頭の少し内側から目頭にかけて拭く』と『目頭の少し内側から目尻にかけて拭く』と良いとされています。
黄色や、黄緑色の目やにが出る場合は、感染の可能性があります。この場合には早めに受診し、治療しましょう。
また、朝起きた時に大量の目やにが目に付着していて、目が開きにくい、というような症状がある場合には鼻涙管閉塞の可能性があります。
鼻涙管閉塞の場合には、目頭を一日10回くらい軽く圧迫するというマッサージを行います。
それでも良くならない場合には受診しましょう。
17.新生児の赤ちゃんの視力は0.1以下。
生まれたての赤ちゃんはまだぼんやりとしか周囲が見えていません。その視力はおおよそ0.01~0.02程度と言われています。30cm前後の距離が見えやすいとされています。
その後、生後6ヶ月程度で、視力は0.1程度となります。大人と同じように見えるようになるのは1歳になってから。
赤ちゃんがどう見えているかを意識するだけで、よりよい関わりが持てるのではないでしょうか。
18.生まれたての赤ちゃんは瞬きが少ない。
生まれたての赤ちゃんは焦点を合わせるのに時間がかかるため、瞬きが少ないと言われています。その回数は1分間に10回程度。大人の1/2程度です。
そんなに瞬きをしないでいると、目が乾きそうですが、赤ちゃんの涙の質は高く、その量は大人の2倍。
だからこそ、瞬きを最小限にし、焦点を合わせることに集中できるのです。
19.生まれたての赤ちゃんは泣いても涙を流さない。
生まれたての赤ちゃんは、角膜や結膜にある神経が十分に発育していないために目を刺激してもその反射による涙は出にくいとされています。
また感情に伴う涙も脳の発達が未熟なので流しません。
感情に伴う涙は生後3~4ヶ月頃から流すようになります。

【鼻】

20.赤ちゃんの鼻水は放置すると、中耳炎などの原因に。こまめに吸い取るが基本。
赤ちゃんの鼻水。ティッシュにちーんも出来ないし、綿棒で取るにも限度がある。
一体どうしたらいいのか・・・とお悩みの方もいらっしゃると思います。
赤ちゃんの鼻閉は、夜泣きや授乳量の減少にも繋がります。また放置していると鼻汁から感染を起こし、中耳炎などの発症リスクにもなります。
そんな赤ちゃんの鼻汁は、『吸い取ってあげる』のがよいです。
ただし口と鼻で吸い取ると、風邪などの菌がママに感染することもあるので、できれば鼻汁を吸い取るグッズを使用することをおすすめします。

【脳】

21.赤ちゃんは右脳を主に使っている。
私達大人の多くは、左脳優位に使っていると言われています。
左脳は、言語・計算・分析など論理的な思考をする脳。
それに引き換え、3歳までの子供は右脳優位
右脳は瞬間暗記・芸術・空間認識・直感的な思考をする脳だと言われています。
よって、3歳までの早期教育をする場合には、この右脳の働きを意識した教育方針が現在では主流です。
22.赤ちゃんはインプット期を過ぎると『語彙爆発』という現象が起きる。
まだ言葉を話せない赤ちゃんに一生懸命話しかけていると、
まるで独り言を言っているみたい・・・と感じることもあるかもしれません。
ですが、赤ちゃんの脳は乾燥したスポンジ状態。
ママやパパの言葉を実は静かにインプットしています。
そしてある日、アウトプットする日が訪れます。
時期はそれぞれですが、一般的に9ヶ月~24ヶ月頃
耳にした単語を真似て話すこともできるように。
2語文も作れるようになります。
今、一生懸命話しかけていることは決して無駄ではありません。
心の面でも、学習の面でも、ママやパパの言葉掛けは大切。
たくさん、お子さんに話しかけてあげてくださいね。
23.赤ちゃんへの反応は80%がベスト。それ以上だと言語習得の遅れに繋がる可能性がある。
赤ちゃんの脳は新しいものを常に欲しています。
ですが、いつも100%同じ反応を返していては、「飽き」がきます。
それに、必ず応じてくれると赤ちゃんが感じることは、
応じてくれない時への耐性ができなくなるという懸念も。
赤ちゃんのリアクションに対しては80%で応じると、
赤ちゃんの言語習得が進むという研究結果があります。
24.赤ちゃんの脳は3歳までに成人と比較し、80%程度のサイズにまで成長する。
赤ちゃんの脳は3歳までに成人の脳の80%までのサイズに達すると言われています。
だからといって、それ以上成長しないわけではありません。
その後もシナプスは伸びたり、途絶えたりを繰り返しながら成長していきます。
ですが、その3歳までの吸収力はその先よりもずっと高いと言われています。
それが早期教育のメリットであると考えられています。
25.虐待は赤ちゃんの脳を萎縮させる。
子供の頃に、長期にわたり強い体罰を受けた人は、
脳の前頭葉の一部が最大で約19%萎縮するという研究結果を、
熊本大大学院医学薬学研究部の友田明美准教授(小児発達社会学)が
米ハーバード大医学部との共同研究でまとめています。
これは将来的に抑うつや何らかの精神症状に繋がるリスクとして考えられています。
26.赤ちゃんは眠っている間にも、脳は学習している。
生後一週間以内の赤ちゃんが眠っている時に、
欧米語のヒアリング教材を聞かせ、その後ヒアリングテストをした結果、
それらの言語理解度が高まっているという研究結果があります(フィンランド)。
赤ちゃんの脳は、大人の何倍も吸収率が高い状態。
眠っている時でも、様々な学習をしていると考えられるようになりました。

【胸】

27.生後まもなくは、男女ともに母親の女性ホルモンの影響を受け『魔乳』と呼ばれる乳が出る事がある。
生後数日の新生児で、男女を問わず乳腺が腫れ、半透明な液体がにじむことがあります。
母体から移行したエストロゲンの影響とされています。
魔乳がみられた場合には、絞ったりせずに、そのまま様子を見ます。
魔乳は一般的には1週間適度で消失すると言われています。
28.胸の真ん中が凹んでいるのは漏斗胸の可能性があります。
漏斗胸とは、前胸部の一部が凹んでいる状態。
男の子に多く見られます。
凹み方は人それぞれで、乳児期には気がつかない場合も。
前胸が凹んでいることで、気管支・肺・食道などが圧迫されるため、
食が細くなったり、風邪を引いたときに長引く、悪化しやすいなどのケースがあります。
通常、乳児期に漏斗胸が疑われた場合であっても、3歳までは様子を見ることが多い様です。
いずれにしても、漏斗胸が疑われる場合には、医療機関に相談しましょう。

【お腹】

29.乳児期の胃液のPHは4程度と、酸性度が低い。
乳児期の胃液のPhは4程度。
成人のPh1~1.5程度と比較して、ずいぶん弱酸性であるとわかります。
その分、消化する力は低い。
そのため赤ちゃんが口にするものは柔らかく、
消化しやすい食べものを選ぶ必要があります。
30.新生児のおへそのケアは、お風呂上りに消毒を。
まだへその緒の残りがくっついている赤ちゃんの場合、そのじゅくじゅくから感染することも。
必要以上に不安になる必要はないですが、
お風呂上りに、市販の消毒液を綿棒に浸してちょんちょんとしておきます。
次第に乾燥し、自然に取れるのを待ちます。
無理にひっぱったりするのは傷になる恐れがあるので止めましょう。
おへその周囲まで発赤する、熱を持つ場合には感染の可能性が。
その際には受診しましょう。
31.赤ちゃんのおへそに溜まった垢(へそのごま)は定期的にオイルでの浮かし掃除を。
赤ちゃんは新陳代謝が激しいので、おへその中にも垢が溜まりやすいです。
無理に綿棒でいじると痛がる場合も。
入浴の30~1時間前に数滴おへそにオリーブオイル等を垂らして軽くモミモミ。
入浴時に、綿棒で軽く拭き取るようにすると、垢がスムーズに取れます。
32.生後2~3ヶ月頃には、腸の成長に伴う「生理的便秘」がある。
ミルクや母乳しか飲まない赤ちゃんなのに、なんで便秘になっちゃうの?と不思議に思うことも。
ですが、赤ちゃんの腸は成長に伴う「生理的便秘」を起こすことがあります。
糖水や果汁を与えると、糖分の作用で便が柔らかく、
排便しやすくなるため、便秘解消に役立つことも。
3日以上排便がないようでしたら、
オリーブオイル等を浸した綿棒で、肛門をちょんちょんと刺激します。
5日以上排便が無い場合には、
浣腸が必要になることもあります。
その際には医療機関を受診しましょう。
33.赤ちゃんのぽっこりお腹には『空気』がたまっている。
赤ちゃんのお腹はいつみてもぽっこり。
一体何が入っているんだろう、と不思議に思うことはありませんか?
実は赤ちゃんのお腹の中には空気が溜まっています。
まだ腹筋が十分に発達していないため、また空気を飲み込みやすいため、
さらには母乳には腸内ガスを発生させやすい成分が含まれるためにより、
赤ちゃんのお腹はぽっこりしやすいと言われています。
カチカチに張っている場合や、苦しそうにしている場合には受診が必要な場合も。
そうじゃなければ、様子をみましょう。
ゲップをしっかりと出してあげたり、
お腹を優しくマッサージしてあげると、少し改善されることも。

【お尻】

34.赤ちゃんも痔を起こすことがある。
赤ちゃんも固いうんちばかりだと痔になることがあります。
改善策としては便秘の解消が一番ですが、出来てしまった痔のケアも重要。
赤ちゃんが主に起こす痔は切れ痔。
排便の際に、激しく泣くことで気がつくことが多いです。
排便後には、ぬるま湯で洗浄し、
優しく水分を吸い取るように拭き取った後にワセリンなどを塗ります。
続く場合には受診しましょう。

【指】

35.赤ちゃんの『指しゃぶり』は心配しなくて大丈夫。
生後2~3ヶ月の赤ちゃんの指しゃぶりは遊びのひとつ。
心配する必要はありません。
1歳までは盛んに指しゃぶりをしても、気にせずにいてOK。
2~3歳頃は、眠る時などにちょこちょこと指しゃぶりをしていても様子をみてあげましょう。
3歳以上の場合には、歯並びが悪くなる原因になる可能性も。
指しゃぶりの背景には「安心したい:という気持ちがあるという専門家もいます。
まずは親子のスキンシップを増やしてみましょう。

【手】

36.赤ちゃんの手相は成長につれて変わるが、指紋は一生変わらない。
赤ちゃんの手相はその成長に合わせて変化します。
ですが、諮問は別。
サイズはもちろ変わりますが、その形状は生涯変わりません。

【爪】

37.赤ちゃんの爪ケアは、お風呂上りは深爪しやすい。ベストなのは寝ている間に。
赤ちゃんの爪は元々柔らかいですが、お風呂上りはますます柔らかくなります。
その状態で爪を切ると深爪してしまう場合も。
また、動きたい赤ちゃんを抑えて爪きりをするのもまた、傷を作るリスクがあります。
0歳頃の赤ちゃんであれば、寝ている間に爪きりをするのも手。
1歳以上であれば、好きなテレビ番組を見せながらなど、
何かに集中している時に切るのがおすすめです。
ですが、いつでも突発的に動き出す可能性があるということを念頭において、爪きりしましょう。
38.赤ちゃんの爪は割れやすい。
赤ちゃんの爪は柔らかく、ちょっとした刺激でも割れてしまうことも。
指頭よりも爪が出ないように、切ってあげると効果的です。
また、深爪しすぎると(特に足の親指)陥入爪の原因に。
白い部分をきっちり切るのではななく、少し残す切り方にしましょう。
また、爪きりははさみの方が切りやすく、調整がしやすいです。

【肌】

39.赤ちゃんの全身保湿は、アトピーを30%以上減らす。
生後6ヶ月まで、全身保湿をすることで、アトピーの発症率を30%減らすことができるという研究結果が発表されました。
乾燥の有無に関わらず、全身を保湿する事がポイント。
乾燥による角質細胞の傷を予防する事で、皮膚の保護機能が低下するの防いだ結果と考えられています。
40.プルプルに見える赤ちゃんの肌は、乾燥しやすい。
赤ちゃんの皮膚の厚さはおよそ、1mm、大人の1/2しかありません。
そのため、水分量も皮脂量も少なく、乾燥しやすいのです。
ぷるぷるなのは表皮の下、真皮にあるコラーゲンが豊富だから。
表面の乾燥とはあまり関係がありません。
バリア機能も未熟な赤ちゃんの肌は乾燥による細かい傷からばい菌が入り、
痒みを引き起こし、それが皮膚トラブルに繋がる可能性も。
見た目には乾燥がなくても、毎日スキンケアを行うことで皮膚トラブルのリスクを減らします。
41.新生児は意外にも脂性肌。
生後2ヶ月ごろまでは、胎内でもらったホルモンの影響により、赤ちゃんの肌は脂性肌。
特におでこは一番脂の分泌が盛んです。
また、乾燥はさらに皮脂をアップさせる原因に。
入浴後は、ベビー用の保湿剤を塗布し、皮脂コントロールします。
生後2ヶ月を過ぎると、ホルモンの影響も薄れ、
一気に乾燥肌へと移行する赤ちゃんが多いです。
42.離乳食開始頃の赤ちゃんの口の周りの赤味・発疹はワセリンで予防できる。
肌のバリア機能が未熟な赤ちゃん。
離乳食の始まりで、食べものが口のまわりにつくことや、唾液の付着などでも、
皮膚トラブルを招くことも。
食事の前に、ワセリンを口の周囲に塗布することで、
食べものが直接皮膚につかず、トラブルを減らします。
食後は、お湯で濡らしたガーゼ等でキレイに拭き取ってあげましょう。

【足】

43.赤ちゃんの足には土踏まずがない。
赤ちゃんの足を見ていて、「土踏まずがない!」と気がつくママもいらっしゃるかと思います。
ですが、これは自然なこと。
土踏まずは、足裏の筋肉や腱が発達することで少しずつ出来上がっていくもの。
一般的には3~4歳頃に土踏まずが完成すると言われています。
44.新生児期の股関節脱臼の防ぎ方。
赤ちゃんは股関節が柔らかく、脱臼を比較的おこしやすい状態にあると言えます。
オムツ交換の際、足先だけで吊り上げるように持ったり、
足をまっすぐにそろえて固定したりすると、脱臼のリスクがあります。
通常、股関節の脱臼があっても、痛みを伴うことがなく、泣いて訴えると言うことはありません。
日頃の観察でおかしいなと気がついたら、速やかに受診しましょう。
股関節脱臼の主な観察ポイントは

1.股関節を動かすとポキポキッ!と鳴る
2.股関節の可動範囲が狭く動きが硬い
3.足の長さが左右で違う
4.左右の太もものシワの数が違う

です。

【病気・免疫系】

45.SIDS(乳幼児突然死症候群)の可能性は2歳まで。
生まれたての赤ちゃんだけかと思いきや、
SIDSの可能性は2歳まであると言われています。
発生時期としては、生後2ヶ月~6ヶ月に最も多いとされています。
うつ伏せ寝を避ける
タバコを避ける
できるだけ母乳で育てる

これらがSIDSの予防として、厚生労働省で発表しているガイドラインです。
原因が明確ではないSIDSですが、布団を被って寝ることや、
自分の吐いた呼気をまた吸うことを繰りかえす酸欠が原因と考える専門家もいます。
赤ちゃんが眠る環境に注意を払うことが大切です。
46.生後6ヶ月までは感染症にかかりにくい。
赤ちゃんには、生後6ヶ月ほどまでは母親からもらった免疫機能があり、
一般的には感染症に掛かりにくいとされています。
ただし、絶対ではありません。
月齢が小さい時に感染症に掛かると抵抗力が無いために
重篤化しやすいのも事実。
異常を感じたら早期で対応できるように観察することが大切です。
47.生後9ヶ月からは鉄欠乏性の貧血になりやすい。
生後9ヶ月ごろまでは母親からもらった鉄分(貯蔵鉄)があります。
しかし、それを過ぎると鉄分を補給しなくてはどんどん失われてしまいます。
乳児期の鉄欠乏は脳の発達に影響を及ぼすとされています。
離乳食や、フォローアップミルク等で、積極的に鉄分を摂取するようにしましょう。
乳児に必要な鉄分は3.5~4.0mg/日程度とされています。
48.乳児アレルギーの多くは6歳までに治る。
赤ちゃんは消化・吸収が未熟。
それにより、主にたんぱく質で乳児アレルギーを引き起こすことも。
最も多いのは卵。
ですが、このアレルギーのほとんどは6歳までに治ると言われています。
逆に6歳以降に発症したアレルギーはなかなか治りにくいと言われています。
アレルギーと診断された場合には、除去食にすることがほとんど。
場合によっては医療機関の管理の下、経口減感作療法を行う場合もあります。
49.食べなくても皮膚から入ることで起こるアレルギーもある。
イスラエルでは生後4~5ヶ月からピーナツを食べさせます。
しかし、そんなに早くからピーナツを食べるイスラエルの子供は
ピーナツアレルギーは少ないという研究結果があります。
食べないことはアレルギーの予防とイコールではないということが分かります。
また、イギリスではピーナッツアレルギーの子供の91%は
生後6ヶ月までにピーナツオイルを保湿剤として利用していた
アトピー性皮膚炎の子供であったという調査結果があります。
肌トラブルがある場合、そこに異物を触れさせたことで、
過剰な防御反応を起こしたと考えられています。
経皮的なアレルギーを減らすためにも、
皮膚はトラブルの無い状態をキープすべき、という考え方が浸透しつつあります。
50.小さい頃から摂取している食べ物は、大きくなってから食べるものに比べてアレルギーが出にくい。
49に付随していることですが、食べものとして何度も摂取を繰り返すと
最初は異物として認識し、アレルギーを起こしたものであっても、少しずつ体は学習し、
受け入れられるようになることも。
自己判断で除去食を増やすことはせずに、心配であれば医師に相談しましょう。
51.赤ちゃんの脱水は、飲んでいる量だけでなく、おしっこと唾液の量でもチェック。
赤ちゃんの脱水は、おしっこの量と唾液でも判断できます。
唾液は出ているかどうか、口の中や、口唇が乾燥していないか、
生後6ヶ月未満であれば、おしっこの回数は15~20回/日と言われています。
最低でも8回以上、おしっこがあるかどうかは脱水の観察ポイントになります。
52.赤ちゃんを日光浴させるとくる病のリスク低減に。
皮膚炎や日焼けを気にしてあまり外に出ない子が増えたことで、
くる病になるお子さんが増えています。
皮膚が紫外線に当たることで作られるビタミンD。(食べものからも摂取できます)
これが不足する事で、くる病が発生するそう。
完全母乳ではビタミンDの不足があるとの指摘も。
積極的に日光浴をすることでビタミンD不足の改善を図りましょう。
日光浴の目安は週に2回以上5~30分程度でOKだそうです。
53.赤ちゃんは少しくらい汚い環境の方が、アレルギーを発症しにくい。
加減の難しい話ですが・・・。
米Johns Hopkins Children’s Centerのロバート・ウッド博士らの研究で、
ネズミや猫のふけ、ゴキブリのフンなどの菌などにさらされた子どもは、
3歳の時点でアレルギーや喘鳴、喘息を発症するリスクが格段に低かったとしている。
今までも、
「農場で育った子どもにアレルギーや喘息が少ないこと」が知られており、
これは農地に含まれる微生物に日常的にさらされているためと考えられる。
時期が大切であり、免疫機能が未熟な1歳までひさらされることが重要とされている。
54.1歳までに動物園に連れて行くと、免疫力がアップする?!
やや都市伝説化された話ですが、
53と同様、様々な菌に触れる機会を作ると、
それらの菌に対する免疫が構築されるシステムに組み込まれるという説からきています。
ただし、継続的に接触することが重要であり、一度や二度動物園に行くことは何ら意味が無い、とする意見もあります。
55.38度以上の発熱で『熱性けいれん』を起こす可能性がある。
比較的と頻度の高い疾患として熱性けいれんがあります。(100人中7~8に程度)
38度以上の発熱で、全身の筋肉の痙攣が発生します。
主に見られるの状態は突然息を止めて、顔面や手足を激しく痙攣させ、白目をむいて真っ青になるというようなもの。
(多くは意識消失を伴います)
親としては死んでしまうのではないか、とパニックを起こしてしまうことも。
ですが、熱性けいれんは予後が良好です。
通常2~3分で収まってしまいます。
衣服をゆるめ、嘔吐物を飲み込まないように顔を横に向けます。

以下は心配な痙攣です。

●発作が10分以上続く場合
●短い間隔で繰り返し発作が起こり、この間意識障害が続くとき
●身体の一部の発作、または全身性であるが部分優位性のある発作
●初回発作(特に1歳未満の場合)
●発熱と発作に加え他の神経症状 [遷延性意識障害(重度の昏睡状態のこと)、麻痺など]を伴う時
●けいれんの前後に頭痛や嘔吐、意識障害を伴う場合
●けいれんが左右非対称な場合
●けいれん後に麻痺が見られる場合

このような場合には医療機関を受診(状況に応じて救急搬送)します。

56.ペットとの同居が赤ちゃんの免疫を高める。
53、54と原理は一緒ですが、ペットの持つ菌に触れることで、
免疫システムにそれらが組み込まれ、アレルギーを起こしにくくなると考えられています。
あくまでも1歳未満の場合に有効であり、
それ以上の月齢の場合で急に接触させることは逆にアレルギーのリスクになります。
57.赤ちゃんが泣きすぎると、稀に『泣き入りひきつけ』という呼吸停止が起こる。
生後6ヶ月~2歳くらいまでの子供に起こります。
発症率は4~5%程度。
大泣きした後に、突然真っ青になり、呼気を吐いたまま呼吸停止を起こします。
意識消失と、脱力を起こしますが、1分以内に改善します。(青色失神)
またびっくりした時や、突然の痛みにより、
心拍の停止(迷走神経反射)が起こり、上記と同じような症状が起こります。
同じく1分以内に改善します。(白色失神)
後遺症を残すものはなく、予後は良好です。
58.2歳までに100%罹患すると言われるRSウイルス。
症状は軽い風邪のような状態から、重篤な肺炎を呈するものまで様々。
初感染は症状が重くなりやすいとされています。
特に乳児期の早期に離間した場合には肺炎を起こしやすいので注意が必要です。
RSウィルスの罹患が確認された場合には、
呼吸症状の悪化に十分に注意します。(呼吸苦や喘鳴がないかなど)

【事故】

59.1歳から9歳までの死因第1位は不慮の事故。
年齢の小さい子供の死因で最も多いのは不慮の事故です。
その中でも多いのは「不慮の窒息」。
異物の誤嚥によるものがほとんどです。
赤ちゃんの気管はピーナツと同じくらいの太さ。
そして、これらの大きさは手にすると思わず口に入れたくなるものです。
誤嚥の可能性のあるものは、手の届かない場所に置くようにしましょう。
60.赤ちゃんはわずか5cmの水位でおぼれる。
赤ちゃんは体のバランス的に頭が一番重たいです。
バケツを覗き込んで、頭からその中に落ちてしまった場合、月齢が小さいと自ら起き上がることができません。
バケツや洗面器に入れた水だけでも、溺れてしま可能性があると意識することが大切です。
61.家庭で起きる事故のほとんどは『窒息』『転落』『溺水』。
『窒息』『転落』『溺水』。
この3つが家庭内で起きる事故の大半です。
これらを起こさないためにどうするかを意識するだけで、
子供の事故は大幅に減らすことが出来ると考えられています。
62.赤ちゃんの気道の太さはピーナッツと同じくらい。
59にも書きましたが、赤ちゃんの気道の太さはピーナツくらい。
よって、豆類や、ブドウなどでの窒息事故が後を絶ちません。
与える際には、細かく砕くか、小さくカットするなどして食べさせましょう。
63.ボタン電池の誤飲は、胃や食道の粘膜を溶かす。
ボタン電池を誤って飲み込んだ場合に怖いのは胃液により、表面の金属が腐食、
そして中からアルカリ性の物質が流れ出ることで、消化管壁を損傷します。(アルカリ電池の場合)
リチウムボタン電池の場合は、消化管内で放電し、電気分解によりアルカリ性の体液を作り、
それにより、30~1時間という短い時間で消化管潰瘍、悪化すると穿孔を起こす可能性があります。
ボタン電池の種類や、飲み込んだ電池が消化管のどこにあるのかにもより、その処置は異なりますが、
自己判断の経過観察は危険です。
ボタン電池を飲み込んでしまったら、速やかに医療機関を受診しましょう。
64.タバコの誤飲は飲み物などを与えずに、すぐに受診を。
タバコの誤飲で起こるのは「ニコチン中毒」です。
吸収を抑えるために、水分は与えずにすぐに受診します。
口の中に入っているのではれば、指でかき出します。
緊急の対応としては、子供の頭を低くし、喉の奥に指を入れ、
舌を下に押し下げることで、嘔吐を促します。
灰皿代わりにしていた水を飲んだ場合には、吸収が早いので、
受診を急ぎます。
65.マニキュアは子どもの側で使わない。
マニキュア液の気化したものを吸い込んだだけで中毒を起こす可能性があります。
除光液も同じくです。
赤ちゃんの側ではマニキュアや除光液を使わないようにしましょう。
万が一誤嚥した場合は、何も飲ませず、吐かせずに、すぐに受診します。

【授乳・栄養】

66.赤ちゃんに授乳後、ゲップを出せるように背中を叩くのは大体5ヶ月頃まで。
生後5ヶ月になるころには、胃の形状からも吐きにくい形になってきます。
自分で体を動かせるようになる頃には、吐き戻しもだいぶ減ります。
ゲップも自然と自分で出来るようになってきます。
赤ちゃんのゲップを促す背中のポンポンは、吐き戻しが少なくなってきたなと感じたら、
様子を見ながらなくしていきましょう。
67.赤ちゃんの胃は、生後3ヶ月頃まで円柱状で吐き戻ししやすい。
生後3ヶ月くらいまでは赤ちゃんはちょっと多くミルクを飲んだりすると、
ゲップと一緒にミルクを吐き戻してしまうことも。
これは赤ちゃんの胃の形状によるものです。
異常な嘔吐(噴水状に吐く、血液が混じる、短期間に繰り返す、
ぐったりしている、発熱している、下痢しているなど)でない場合には生後5ヶ月ごろをメドに吐き戻しは減っていきます。
68.日本は離乳食。海外では補完食。
日本では生後5ヶ月ごろから始める食事は「離乳食」と呼びます。
ですが、WHOではこの時期に開始される食事を「補完食」と言います。
WHOでは2歳以上までの授乳を推奨しており、その授乳では不足する部分を補うという考え方です。
一方、日本では授乳を1歳頃でストップしないと、甘えの強い子になると言った考え方が根強いようです。
69.日本の離乳食は低カロリースタート。
WHOのすすめる離乳食(補完食)では、回数よりも必要なエネルギー量を摂取することを重要視しています。
生後6~8ヶ月に授乳以外から取るべきエネルギー量は約200Kcal。
日本ではこの頃の離乳食はカロリーよりも、
食べることに慣れる、を意識している場合が多いように思います。
もちろん、食べることに慣れるのも重要ですが、体の機能を十分に発達させるためにも影響供給は重要。
カロリーを意識した食事内容にすることも大切です。
70.WHOでは2歳以上までの授乳を勧めている。
日本では1歳過ぎにはおっぱいを止めてしまうママも少なくありません。
第2子のため、甘えが強くなるなど、様々な理由があるかと思います。
ですがWHOは下記のような理由から2歳以上までの授乳を勧めています。

1.母乳は栄養価が高い。
2.免疫防御因子を継続して与えられる。
3.病気の時には重要なエネルギー源になる。
4.病気のリスクを減らすことができる。

断乳をお考えの場合には、
WHO指標も含めて検討してもいいかもしれません。

71.1歳未満の赤ちゃんに蜂蜜を与えるとボツリヌス菌に感染する恐れがある。
蜂蜜。栄養もありそうだし、甘いし、赤ちゃんについ与えたくなる食材の一つ。
ですが、1歳未満の赤ちゃんは腸内細菌が少なく、
加熱処理のされていない蜂蜜にボツリヌス菌が含まれていることもあり、
未熟な赤ちゃんが摂取した場合、発症してしまうリスクがあります。
よって、1歳未満の赤ちゃんには蜂蜜を与えないように、というガイドラインは
1987年の厚生省発表以来、変わらずに続いています。

【眠り】

72.赤ちゃんはおくるみで包まれるとよく眠れることが多い。
これは生後3ヶ月未満の赤ちゃんにおすすめの寝かしつけ方法。
おくるみに包まれると、赤ちゃんは手足が固定され、胎内にいる時と似た状況に。
これが安心に繋がるという説があります。
また眠りに落ちる際のモロー反射などが抑えられることで
入眠しやすくなると言われています。
おくるみを使う際には、足をまっすぐにして固定すると脱臼を誘発する恐れがあるため、注意が必要です。
73.生後3ヶ月までの赤ちゃんの寝かしつけには横にゆらゆらでダメなら縦にユサユサ。
赤ちゃんを寝かしつけるために、抱っこでゆらゆらとする方法は、
いつの間にか浸透し、多くのママ達の間で実践されています。
ですが、これで寝ないこともしばしば。
そんな時には、赤ちゃんの首がグラグラしないように注意をしながら
縦にユサユサが効くことも。
赤ちゃんが泣いている時にはその声にあわせてユサユサ。
激しく泣いている時には比較的速くユサユサします。
瞼が重くなってきたら、ユサユサもゆっくりと。
寝かしつけにお悩みの方はぜひお試しください。
74.赤ちゃんの眠りは大人よりも浅い。
大人よりもぐっすりと深く眠っていると思われがちな赤ちゃんの眠り。
通常、成人は90分間隔で浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を繰り返しますが、
赤ちゃんはその周期が50~60分と短く、ノンレム睡眠の深さも成人と比較すると浅いです。
そのため、赤ちゃんが夜中に何度も目覚めてしまうのは自然なことだと言えます。
75.生後5日目から、赤ちゃんの体内時計は動き出す。
諸説あり増すが、赤ちゃんが誕生から5日ほど経つと体内時計が活動を始めると考えられいます。
生まれたばかりの時には昼夜を問わずに泣いていた赤ちゃんも、少しずつ昼と夜とで活動に差が出てきます。
一般的には生後3ヶ月を過ぎると夜に良く眠ってくれると言われていますが、これは個人差が大きいです。
76.赤ちゃんはレム睡眠が多く、たくさん夢を見ている。
レム睡眠は得た情報を、整理・記憶・消去する働きがあるとされています。
赤ちゃんは睡眠の50%がレム睡眠。(成人は20%程度)
眠っている間にも活発に脳は活動し、発達を助けています。

【体全体】

77.赤ちゃんの手足が冷たいのは寒いからではなく、血圧が低いから。
赤ちゃんはよく手足が冷たくなります。
冷え性?ではありません。
赤ちゃんは血圧が低く、体の中心が暖かくても、
末梢まで十分に血流が行き渡らず冷たくなることがあります。
逆に眠い時などには、末梢血管が開き、手足がポカポカすることも。
発熱前などには手足が冷たくなることもあります。
78.赤ちゃんの骨は成人より100本多い。
成人の骨の数は206本と言われています。
それと比較し、赤ちゃんの骨の数はなんと、300本以上。
赤ちゃんの骨は成長に備えて骨の端が軟骨で分離しているから。
それらが次第に1本の骨へと変化するため、成長に従い骨の数は206本へと減少していきます。
79.蒙古斑は5~6歳頃に自然と消える。
蒙古斑は、よくモンゴル系人種にしか存在しないと言われていますが、
実は頻度は少ないものの、白色人種にも黒色人種にも存在します。
赤ちゃんのお尻にくっきりと浮かぶ蒙古斑。
一般的には5~6歳には自然と消失します。
80.基本、赤ちゃんは寒さに強く、暑さに弱い。
寒いとつい厚着をさせてしまいがちですが、実は赤ちゃんは暑がりでもあります。
寒いと思って着せたら、汗でびっしょりということも。
厚着は汗疹の原因にもあります。
大人より一枚薄着、が赤ちゃんにはちょうどいいとされています。
81.赤ちゃんは傷の治りが早い。
新陳代謝の激しい赤ちゃんは、傷の治りも早いです。
傷を作ってしまったら、清潔にし経過をみましょう。
82.赤ちゃんにも『成長痛』は存在する。
一般的に小学生~中学生に多いとされる成長痛ですが、
実は2歳~3歳で起こる場合も。
成長痛は主に足で発生する事が多く、もっとも多いのは膝。
夜泣きなどに繋がる場合もあります。
原因不明で泣いている場合には成長痛の可能性も。
疑いがある場合には、受診し、医師に相談してみましょう。
83.『新生児月経』は女児なら誰でも起こりうる生理現象。
生後3~5日ごろの女児に起こる可能性があるのが「新生児月経」。
母親のホルモンの影響で起こるもので、生後1週間程度で落ち着きます。
量も多くなく、貧血などの心配もありません。
84.生まれたての赤ちゃんは毛深い。
赤ちゃんが毛深いのは、お腹の中にいる時に、
羊水でふやけてしまわない様に毛深くなると言われています。
毛だけではなく、胎脂といわれる油分によっても守られています。
胎脂は数日で、毛も生後3ヶ月頃までにはほとんどが抜け落ちて
赤ちゃんらしいつるつるの肌へと変化していきます。
85.赤ちゃんは発熱していても元気なことがある。
赤ちゃんはちょっとした風邪でも大人が驚くような高熱を出すことがあります。
これはまだ体温の調節機能が未熟なため。
高い熱があってもけろっとして遊んでいる子も多いです。
発熱は感染源などに対する生体反応のひとつ。
発熱を起こし、免疫機能を活性化させ、病原体と戦っています。
ですので、赤ちゃんが発熱したからといって、
すぐに解熱剤が必要なわけではありません。
ぐったりしていて食欲が無いなど、
ほかにも気になる症状があれば解熱剤の使用を検討しましょう。
あくまでも自己判断ではなく、受診し医師に相談しましょう。
86.赤ちゃんの汗腺の数は大人と一緒。
体はあんなにも小さいのに、汗腺の数はおとなと一緒です。
それだけ赤ちゃんは汗っかき。
汗は皮膚トラブルの原因にもなるので、
汗をかいたら清潔にするように心がけましょう。

【遊び・学習】

87.赤ちゃんにテレビは控えめに。でも絵本はいくらでもOK!
赤ちゃんにテレビはNG!という意見をよく見かけます。
それは、赤ちゃんにとってテレビから入る情報は一方的だということが理由のようです。
テレビに対して、赤ちゃんがどんなリアクションをしても、またはしなくても、
それらは勝手に進んでいきます。
これが、言語発達の遅れに繋がるという考えがあるようです。
その点、絵本は対話型。
赤ちゃんの反応にあわせて、ページをゆっくり捲ったり、戻ったり。
「これはなあに?」などの問いかけはさらに赤ちゃんを刺激します。
このような事から、赤ちゃんへテレビを見せることは最小限にしましょうといわれているようです。
上手に使えば、テレビからの情報も刺激になります。
お子さんのペースに合わせてうまくテレビを利用しましょう。
88.赤ちゃんはみんな『ヒモ』が好き。
赤ちゃんはお腹の中でへその緒を触っていることがあります。
それを思い出すのか、赤ちゃんはヒモが好きなのだそうです。
あまり長めのヒモでは事故に繋がる心配もあるので、
太くて短めのヒモをおもちゃにするのはいいかもしれません。
89.携帯や、財布をいじるのは、ママの注意を引きたいから。
親が触れるものに、子供は興味を持つと言われています。
それとは別に、ママの注意を引きたいからこそ、
ママが大切にしている携帯やお財布を触りたがるという考えもあります。
あなたのお子さんはどうですか?
90.2~3歳になるまでは、赤ちゃんは友達と遊ばない。
子供が他のお友達と積極的に遊ぶようになるのは4歳以降と言われています。
それまでは平行遊びと言って、同じ場所で複数の子供が集まっていても、それぞれに別々の遊びをします。
本当の意味で友達が必要になるのは、4歳以降ということかもしれません。
だからと言って、周りの関わりが不要なわけではありません。
子供は、ひとり遊びをしながらも、周囲を観察し学習しています。
ひとりで集中して遊んでいる時には見守り、話しかけてきたら
ぜひ積極的に相手をしましょう。
91.うつ伏せ遊びは、生後2週間が過ぎたら開始してOK。
生後2週間もすると、少しずつではありますが、首を動かせるようになります。
首すわりを助けるためにも、1日に数回、わずかな時間だけでもうつ伏せにしてみましょう。
赤ちゃんにとっては見える風景が違い、大きな刺激になります。
ただし、うつ伏せのまま、目を離すのは危険です。
あくまでも親が付き添ってのわずかな時間(1分~数分以内)とします。

【心】

92.母親が幸せだと赤ちゃんの75%は幸せ。
イギリスで4万世帯を対象に行った調査では、母親が幸せであるかどうかが、
子供の幸福感に大きく関わるという調査内容を明らかにしました。
10~15歳の子供に調査したところ、母親が幸せであると回答した子供の75%も幸せと回答。
逆に母親が不幸だと感じている場合、半数の子供が不幸であると感じているそう。
子供のためにも、自分自身が幸せであることが大切ですね。
93.父親の幸福度・不幸度は子供に影響を及ぼさない
92の調査にて、父親の幸福度・不幸度は子供のそれに影響がないということも明らかになりました。
94.赤ちゃんは柔らかいものを触ると安心する。
赤ちゃんは柔らかいもの、肌触りの良いものを好みます。
お気に入りの毛布や、ぬいぐるみなどができれば、それに触れるだけで安心した気持ちに。
このようなものを見つけてあげると、ママがいない場所などでの不安軽減に役立つことがあります。
95.沐浴時、手をガーゼ覆うと、赤ちゃんは安心します。
生後3ヶ月までの赤ちゃんは包まれたり、固定されるとお腹の中にいる時のことを思い出し、
安心し、落ち着くことがあります(個人差もあります)。
沐浴の時、手が自由に動く状態では赤ちゃんはとても不安で泣くことも。
そんな時には、赤ちゃんの手を沐浴布で優しく包み込んであげます。
これにより、比較的落ち着くことが多いです。
96.家族が表情豊かだと、赤ちゃんも表情豊かに育つ。
赤ちゃんは大人の(主に母親)のまねをする事があります。
表情豊かな家族に囲まれている赤ちゃんは同じように表情豊かに育つケースが多いようです。
ただ、性格や発達段階にもよるので一概には言えませんが、
育児において、周囲の人間が笑顔を見せることは、
赤ちゃんの成長にプラスの効果をもたらすと考えられています。
97.子供に愛情を持てないと感じる父親はおっぱいを吸わせると良い
男性の場合であっても、赤ちゃんにおっぱいを吸われるとオキシトシンというホルモンが分泌されます。
イマイチ子供に愛情が湧かないという場合にはぜひお試しください。

【赤ちゃんの不思議】

98.赤ちゃんの匂いは脳の快楽中枢を刺激する。
学術誌「Frontiers in Psychology」によると、
赤ちゃんの匂いは快楽中枢と呼ばれる脳の部位を刺激することが判明。
ですが、それは出産経験のあるなしに大きく左右されるのだそう。
快楽中枢は麻薬患者が麻薬を得た時や、空腹で堪らないときに、
食べものを手にした際など活発化する脳の領域。
赤ちゃんという存在は本能的に愛したくなるように、私達はプログラムされているのかもしれません。
99.産声は人種に差がなく、みんな『ラ』の音。
赤ちゃんの産声は世界共通、人種などの差もなく、みんな「ラ」の音なんだそうです。
詳しい理由についてはまだ分かっていません。
100.赤ちゃんの笑い声には癒し効果がある。
赤ちゃんの笑顔には癒しの効果があるというのは、
心理学的・動物学的、脳科学的に実証されています。
特に母親の場合は、赤ちゃんの笑顔が育児への原動力になったり、
母乳の出を良くするなどの効果があるとされています。

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